[母] 雑記

親子のお節介瓢箪

結論もなければ起承転結も怪しいヨシナシゴトを、書き留めておく。

親子の線引きは難しいなと思っていたけれど、そもそも引く必要もなく、親と子は別の人格で、線は子が生まれた時から明確にあるのだと今更気づく。

親であるわたしは、子である娘をこよなく愛していて、だからこそ、より良い人生を送って欲しいし、より良い経験を積んでほしいと願う。

その願いにたって、良かれと思って、あれこれと、選択していく。

食べ物、音楽、テレビ、絵本、公園、保育園、旅先、これから先は学校や習い事。

子が、自己の望みを知りそれを明確に主張できるようになるまではきっと多かれ少なかれその選択を繰り返してゆくと思う。

わたしはかねがね、娘には旅を楽しんでほしいと思っていたし、旅で多くの人や文化に出会い刺激を受けてほしいと思っていた。

良かれと思って。

でもそれは、わたし自身が自分の人生に望むことであって、娘が彼女自身の人生に望むこととは限らないのだ。よね。

結局、わたしはわたしの人生についてしか、決定できない。

娘の人生のひとこまを、何か決定したとしても、それはお節介だと言うことを、きちんと認識しておこう。

一方で、瓢箪から駒。と言うことが、人生には案外ある。

駒はいつ出るかもわからない。

わたしは、親の決定に大いに影響を受けて中高一貫の私立女子校を出て、親の思想に大いに影響を受けて私立女子大に進んだ。

特に中高は、我が人生暗黒の時と呼んでも過言ではないほど気性に合わず、いつも退屈して毎日辞めたいと思って、でもじゃあどうすればよいかを考え出せるほどには世界を知らなくて、ただただ陰鬱に過ぎ去るのを待つ6年だった。

のに。

今、あの学校で良かったと思っている。

あれほど陰鬱で、ただ過ぎ去るのを待っていただけのはずなのに、今のわたしの善の部分の大半はあの学校で作られたし、その後も折々に連絡を交わす大切な友人の数人も、あの学校で得た。

今となっては、あの学校無くして今のわたしはないし、あの学校ではないわたしにはなりたくないとも思えている。

あの当時には予想もしなかった心持ちだ。

瓢箪は大小の丸が1つになったような形をしている。

親と子に見えなくもない。

親と子が形作る空間に、ホイホイとあれこれ投げ込んで、瓢箪はカラカラと音を立てながら転がっていって、道々何かを振り出す。

振り入れたままのものという時もあれば、何かの残骸の時もあるし、駒の時もある。

カラカラと転がる道、瓢箪そのものの形、転がる長さ、そんなものによって振り出されるものは変わるのかも知れない。

全ては神のみぞ知る偶然の産物で狙って出せるものではきっとないのだ。

先に言うとわたしの英語力は中途半端だが、運良くカナダ人のいとこがいて、ナチュラルイングリッシュに触れる機会がある。

子供を育てる、ということを表現する時、日本語では育児や子育てという言葉を使いがちだが、彼女はparenting という言葉を使う。

子供中心で、親の気配をあまり感じない日本語の単語に比べて、親の在り方を打ち出しているようなこの英単語が、わたしは個人的に気に入っている。

日本でも、子は親の背中を見て育つ、と古来言われている。

子に寄りすぎた、あるいは子の立場に立ちすぎた関わりではなく、あくまで親も個として立ち、個としての経験と価値判断に責任を持って関わるのが、親と子の在り方なのかも知れない。

そうして育つ瓢箪の中で、そうして振り入れた何かが、いつかひょいと何かを振り出す。

そうして、子の人生は進んでいくのかも知れない。

子の人生は子のもの。

今、自分と子が作る瓢箪がきちんと育っているかを時々確認しながら、あれこれ振り入れるparenting .

それは、愛情いっぱいのお節介。

お節介に、より良いも何もないけれど、だからこそ精一杯やるためにせめて振り入れる自分の愛情タンクと、善と良識は多くあって欲しいし、アップデートだってしていたい。

だから。

わたしは娘を愛しているから、娘により良い経験とより良い人生を願うから、だからこそ、自分を大切に、自分を満たし、自分の心に従って責任ある選択と決断をできる個人であろう。

そのために成長の努力を続ける個人であろう。

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